MENU

NTAA 国際テクニカルアナリスト連盟(IFTA)加盟 日本テクニカルアナリスト協会 特定非営利活動法人(NPO法人)

用語集

用語集の使い方

この用語集は、テクニカル分析の学習で頻出する言葉を、意味・使われ方・注意点の観点で整理するためのページです。学習中に出てきた用語をその都度確認し、実際のチャート読解と結び付けて理解することをおすすめします。

学習中の「辞書」として使う

分からない用語に出会ったら、まず定義と文脈を確認し、関連するページへ移動して具体例まで確認すると定着しやすくなります。

似た用語はセットで確認する

意味が近い用語は混同しやすいため、違いを並べて読むことで理解力の深度を深められます。

分野別の主要用語

チャートの基本用語

ローソク足、支持線・抵抗線、出来高など、チャートを読むうえで土台となる用語群です。

  • ローソク足:始値・高値・安値・終値の4本値を1本で表す表示形式。
    例:日足チャートでその日の値動き全体を確認するときに使います。
  • 陽線/陰線:終値が始値より高い足を陽線、安い足を陰線という。
    例:直近の足が連続陽線かどうかで買い圧力の強さを判断するときに使います。
  • 実体:始値と終値で構成されるローソク足の胴体部分。
    例:実体が大きい足を見て、その期間の方向感が強いかを確認するときに使います。
  • 上影(上ヒゲ)/下影(下ヒゲ):高値・安値までの到達を示す実体外の線。
    例:長い上影を見て高値で売りが出た可能性を検討するときに使います。
  • 始値・高値・安値・終値(OHLC):1期間の価格情報を構成する基本要素。
    例:前日高値や当日安値を基準にブレイク判定をするときに使います。
  • 出来高:一定期間に成立した売買数量。勢いの裏付け確認に使う。
    例:価格上昇時に出来高も増えているかを見て上昇の信頼度を判断するときに使います。
  • 支持線(サポート)
    過去に下値を支えた実績があり、買い需要が入りやすいと認識される価格帯。
    例:押し目買いの候補水準や、損切りライン(この水準を明確に価格が下回ると前提が崩れる)として設定する際に用いられます。
  • 抵抗線(レジスタンス)
    過去に上値を抑えた実績があり、売り圧力が強まりやすいと認識される価格帯。
    例:利益確定の目安や、ブレイクアウトによるトレンド転換の確認水準として用いられます。
  • ブレイクアウト:支持線・抵抗線など重要水準を価格が明確に上回った(下回った)動き。
    例:レンジ上限を終値で越えた場面で新規エントリーを検討するときに使います。
  • 窓(ギャップ):前の足と価格が連続せずローソク足上で空白が生じること。
    例:好材料発表後の上昇によって、空いた窓が埋まるかどうかを観察するときに使います。
  • 終値ベース:判断基準を終値で統一してノイズを減らす見方。
    例:一時的な影(ヒゲ)抜けではなく終値でライン突破を確認するときに使います。
  • 時間軸:日足・週足・月足など分析対象とする期間区分。
    例:週足で大局を確認し、日足で売買タイミングを詰めるときに使います。

トレンド分析の用語

上昇・下降・横ばい、トレンド転換、押し目・戻りなど、方向性判断に関わる用語を整理します。

  • 上昇トレンド:高値・安値が切り上がる価格推移。
    例:安値更新せずに高値更新を続ける銘柄を順張りで見るときに使います。
  • 下降トレンド:高値・安値が切り下がる価格推移。
    例:戻り高値が前回高値を超えない状態が続くかを確認するときに使います。
  • レンジ(横ばい):一定価格帯で往来し方向感が乏しい状態。
    例:上限と下限を決めて逆張り中心で戦略を立てるときに使います。
  • トレンドライン:上昇トレンドでは安値同士、下降トレンドでは高値同士を結び、価格の方向性を視覚化した線。
    例:上昇トレンドライン割れ(ブレイク)を一つの転換のシグナルとして使います。
  • チャネルライン:トレンドラインと平行に引く補助線で値幅を把握する。
    例:チャネル上限到達を短期利確の目安にするときに使います。
  • 押し目:上昇トレンド中の一時的な下落局面。
    例:移動平均線付近までの下落を押し目候補として監視するときに使います。
  • 戻り:下降トレンド中の一時的な反発局面。
    例:戻り局面で前回高値を超えないことを確認して売りを検討するときに使います。
  • 高値切り上げ・安値切り上げ:上昇継続を確認する主要条件。
    例:安値切り上げが崩れるまでトレンド継続と判断するときに使います。
  • 高値切り下げ・安値切り下げ:下降継続を確認する主要条件。
    例:戻り高値の切り下げを確認して下降継続シナリオを維持するときに使います。
  • トレンド転換:価格構造が変わり、方向性が反転すること。
    例:高値・安値の更新関係が逆転した場面でポジション方針を見直すときに使います。
  • ダウ理論:高値・安値の推移でトレンドを判定する古典的理論。
    例:重要な安値を割ったかどうかで上昇継続の前提を確認するときに使います。
  • 移動平均線(MA):一定期間の平均価格を線で示し、方向性を確認する指標。
    例:価格が200日線より上に位置しているか、下に位置しているかで中長期の地合いを把握するときに使います。
  • ゴールデンクロス/デッドクロス:短期移動平均線と長期移動平均線の交差による方向判断。
    例:短期移動平均線が長期移動平均線を上抜けたタイミングを買い検討材料にするときに使います。デッドクロスの場合は下抜けたタイミングとなります。
  • 乖離率:価格と移動平均線の離れた割合。過熱感の補助判断に使う。
    例:乖離率が過去と比べて高すぎる場面では追随買いを控える判断に使います。

オシレーター分析の用語

過熱感、ダイバージェンス、シグナルなど、モメンタム系指標を読む際の重要語を確認します。

  • オシレーター:相場の勢い・過熱感を一定範囲で示す指標群。
    例:レンジ相場で反転タイミングを補助的に探すときに使います。
  • モメンタム:価格変化の速度や勢い。
    例:上昇中でもモメンタム低下が見えたら利確タイミングを検討するときに使います。
  • 買われ過ぎ/売られ過ぎ:短期的に上昇・下落が進み過ぎた状態。
    例:急騰後に買われ過ぎ圏へ入った銘柄に追加で買いを入れることを避けるときに使います。
  • RSI:上昇幅と下落幅の比率から強弱を測る代表指標。
    例:RSIが70超えから反転するかを見て短期過熱を判断するときに使います。
  • ストキャスティクス:一定期間の値幅に対する終値位置で勢いを測る指標。
    例:%Kと%Dのクロスで短期反転の可能性を探るときに使います。
  • %K・%D:ストキャスティクスで使う主系列と平滑系列。
    例:%Kが%Dを下から上へ抜ける場面を買いシグナル候補として使います。
  • MACD:異なる期間のEMA差でトレンドと勢いを同時に見る指標。
    例:MACDがゼロライン上で上向きかどうかを上昇地合い確認に使います。
  • シグナルライン:MACDの平滑線で、交差判定に用いる。
    例:MACDがシグナルを上抜けたタイミングをエントリー検討に使います。
  • ヒストグラム:MACDとシグナル差を棒で可視化したもの。
    例:ヒストグラム縮小で上昇勢いの鈍化を早めに察知するときに使います。
  • RCI:価格順位と日付順位の相関で強弱を測る指標。
    例:RCIの短期線と中期線の向きの違いで転換の初動を探るときに使います。
  • ボリンジャーバンド:移動平均と標準偏差で価格変動帯を示す指標。
    例:バンドウォークが出ているかでトレンド継続の強さを確認するときに使います。
  • ±1σ・±2σ・±3σ:統計的な変動帯の目安ライン。
    例:価格が+2σ付近で推移する場面を上昇の勢いを判断する際に使います。-2σ付近で推移する場面では下降の勢いを判断します。
  • ダイバージェンス:価格と指標が逆行し、転換示唆となる現象。
    例:価格高値更新中にRSI高値が切り下がる場面で警戒を強めるときに使います。
  • コンバージェンス:価格とテクニカル指標(オシレーターなど)が同方向に動き、トレンドの継続性を裏付ける現象。
    例:価格の上昇とオシレーターの上昇が一致している場合、上昇トレンドが継続する可能性が高いと判断する際に用いられます。

フォーメーション・波動理論の用語

パターン認識や波動カウントは、解釈に個人差が出やすい領域です。
そのため、「どの条件で成立とみなすか」「どの水準でシナリオを無効とするか」を明確にすることが重要です。

  • フォーメーション分析
    価格の形状パターンとブレイク水準をもとに、次の値動きのシナリオを構築する分析手法。
    例:持ち合い離れの方向と、ブレイク失敗時の代替シナリオを併せて設計する際に用いられます。
  • ダブルトップ
    高値圏で2度のピークを形成し、ネックライン割れで下落転換と判断されるパターン。
    例:終値でネックラインを明確に下回ったことを確認し、下落シナリオを有効とする際に用いられます。
  • ダブルボトム
    安値圏で2度のボトムを形成し、ネックラインを上回ったことで上昇転換と判断されるパターン。
    例:終値でネックラインを上回ったことを確認し、上昇シナリオを有効とする際に用いられます。
  • ヘッド・アンド・ショルダーズ(三尊天井)
    中央の高値(ヘッド)を挟んで左右に山(ショルダー)を形成し、ネックライン割れで下落転換と判断される代表的パターン。
    例:右肩形成後、終値ベースでネックラインを下回るかを売り判断の基準とする際に用いられます。
  • 逆ヘッド・アンド・ショルダーズ(逆三尊)
    三尊天井の逆形で、ネックラインを上回ったことで上昇転換と判断されるパターン。
    例:出来高増加を伴った上昇でネックラインを上回ったことを確認し、買いシナリオを有効とする際に用いられます。
  • 三角保ち合い
    高値切り下げ・安値切り上げにより値幅が収束する持ち合いパターン。
    例:収束末期における出来高の変化とブレイク方向を確認し、トレンド発生の初動を捉える際に用いられます。
  • 上昇三角形/下降三角形
    一方向へのブレイクが生じやすい非対称型の三角保ち合い。
    例:上昇三角形では水平レジスタンスを上回ったことを確認し、上昇継続シナリオを採用する際に用いられます。
  • フラッグ
    急騰・急落後に、トレンドと逆方向に傾く小幅な持ち合いを形成する継続パターン。
    例:フラッグ上限(または下限)のブレイクを確認し、トレンド方向への順張りを検討する際に用いられます。
  • ペナント
    急変動後に短期間の収束(三角形状)を経て、元のトレンド方向に動きやすい継続パターン。
    例:出来高の減少から再拡大へ転じる局面で、ブレイク方向への追随を検討する際に用いられます。
  • ネックライン
    転換パターンの成立可否を判断する基準となる重要水準。
    例:終値ベースでの明確なブレイクを売買判断の必須条件として設定する際に用いられます。
  • エリオット波動
    推進5波と修正3波の構造により、市場の循環を捉える理論。
    例:現在の位置が推進波の終盤か、修正波の初期かを仮説として整理する際に用いられます。
  • 推進波
    主要トレンド方向に進行する波動(第1波-第5波)。
    例:第3波が最も伸びやすい局面と位置付け、トレンドフォロー戦略を組み立てる際に用いられます。
  • 修正波
    主要トレンドに逆行する調整波(A-B-C)。
    例:A-B-C調整の完了を押し目・戻り売りの水準として検討する際に用いられます。
  • 波動カウント
    波動構造に番号を付け、現在の相場位置とシナリオを整理する作業。
    例:複数のカウント案を併記し、前提が崩れた場合の代替シナリオを準備する際に用いられます。
  • フィボナッチ比率
    押し・戻り・目標値の目安として用いられる比率(主に黄金分割と近い38.2%、50.0%、61.8%などを用いる)。
    例:主要トレンドに対する押し目水準や、リバウンドの上限目安を測る際に用いられます。

用語を学習に活かすコツ

定義を覚えるだけで終わらせない

用語を覚える際は、どの場面で使う概念かをセットで把握することが重要です。例示や関連チャートとあわせて読むと理解が深まります。

関連ページと往復して定着させる

用語集で意味を確認したあと、入門ページやライブラリの解説ページに戻って使われ方を再確認すると、知識が実践に結び付きやすくなります。

読み進めるときの注意点

用語の解釈を固定化しすぎない

同じ用語でも、市場環境や時間軸で意味合いが変わることがあります。前提条件を確認してから解釈しましょう。

リスク管理の視点を忘れない

用語理解は売買の成功を保証するものではありません。根拠の分散や資金管理など、基本的なリスク管理と併せて活用することが大切です。

テクニカル分析を学ぶ(関連ページ)







各種リンク

お問い合わせ/入会申し込み

ご質問や入会に関するお問い合わせはこちらから

こちらをクリックしてください

会員の方向け Myページ

会員専用の各種サービスをご利用いただけます

こちらをクリックしてください
PAGE TOP
お問い合わせ
入会申し込み